2019年9月発売「2代目CLA」
メルセデス・ベンツの中でも、流麗な4ドアクーペスタイルで人気の高い「CLAクラス」。
中古車でも狙いやすくなってきた2代目CLAですが、気になるのがクルーズコントロールの性能です。
「高速道路で前の車についていけるのか?」
「渋滞でも停止・再発進できるのか?」
「初代CLAと比べてどれくらい進化しているのか?」
この記事では、2代目メルセデス・ベンツCLAクラスのクルーズコントロール性能を、日本仕様を中心に分かりやすく解説します。
- 2代目CLAクラスとは?
- 2代目CLAのクルーズコントロールは普通のクルコンではない
- 搭載状況:2019年〜2020年9月前は装着確認が重要
- 2020年9月以降はレーダーセーフティパッケージが標準装備化
- 2代目CLAのクルコン性能① 前走車追従に対応
- 2代目CLAのクルコン性能② 停止・再発進に対応
- 2代目CLAのクルコン性能③ 作動速度は0〜約210km/h
- 2代目CLAのクルコン性能④ ステアリングアシストも搭載
- 2代目CLAのクルコン性能⑤ 車線変更支援も設定
- 2代目CLAのクルコン性能まとめ
- 中古で狙うならどの年式がおすすめ?
- 初代CLAとのクルコン性能比較
- まとめ:2代目CLAはクルコン性能重視でも満足度が高い
2代目CLAクラスとは?
2代目CLAクラスは、日本では2019年8月27日に発表されたC118型のCLAクーペ、X118型のCLAシューティングブレークを指します。
初代CLAのスタイリッシュな4ドアクーペ路線を引き継ぎながら、内装にはMBUXを採用し、安全運転支援システムも大きく進化しました。
特に注目したいのが、クルーズコントロールを含む「レーダーセーフティパッケージ」です。
2代目CLAのクルーズコントロールは普通のクルコンではない
2代目CLAに搭載されるクルーズコントロール系の中心機能は、
アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック
です。
これは、一般的な定速クルーズコントロールではなく、前走車との距離を保ちながら加速・減速を自動でサポートするACC、つまりアダプティブクルーズコントロール系の機能です。
前の車が減速すればCLAも減速し、前の車が停止すればCLAも停止します。さらに条件が合えば、停止後の再発進までサポートします。
つまり、2代目CLAのクルコンは「一定速度で走るだけ」の機能ではなく、高速道路や渋滞時の運転負担を大きく減らしてくれる先進運転支援システムです。
搭載状況:2019年〜2020年9月前は装着確認が重要
2代目CLAで注意したいのは、年式によって装備状況が異なることです。
2019年8月の登場時点では、Sクラスと同等の安全運転支援システムが用意されていましたが、レーダーセーフティパッケージは基本的にオプション扱いでした。
そのため、2019年式や2020年前半の中古車では、同じCLA 200 dやCLA 250 4MATICでも、レーダーセーフティパッケージが装着されている車両と、装着されていない車両がある可能性があります。
中古車を探す場合は、年式やグレード名だけで判断せず、装備欄に以下の記載があるか確認しましょう。
- レーダーセーフティパッケージ
- アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック
- アクティブステアリングアシスト
- アクティブレーンチェンジングアシスト
特に「ディストロニック」という表記があるかは重要です。
2020年9月以降はレーダーセーフティパッケージが標準装備化
大きな転機となったのが、2020年9月17日の一部改良です。
このタイミングで、CLAクーペ/CLAシューティングブレークを含むメルセデスのコンパクトモデルに、先進安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」が標準装備化されました。
そのため、2代目CLAの中古車を選ぶなら、2020年9月以降のモデルはかなり安心して選びやすいです。
ただし、登録時期と生産時期がずれることもあるため、中古車では最終的に車両ごとの装備表や販売店での確認がおすすめです。
2代目CLAのクルコン性能① 前走車追従に対応
2代目CLAのアクティブディスタンスアシスト・ディストロニックは、ステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーを使い、前方の車両を認識します。
走行中は、設定した速度と車間距離に応じて、アクセルとブレーキを自動で調整します。
たとえば高速道路で100km/hに設定して走っている場合でも、前の車が80km/hまで減速すれば、CLAも車間距離を保ちながら減速します。前が空けば、設定速度まで再び加速します。
長距離ドライブや高速道路移動では、アクセル操作とブレーキ操作の負担がかなり軽くなります。
2代目CLAのクルコン性能② 停止・再発進に対応
2代目CLAの大きな魅力は、渋滞時の停止・再発進にも対応していることです。
システム作動中に先行車が停止すると、自車もスムーズに減速して停止します。
さらに、高速道路上で停止した場合、30秒以内に先行車が発進すれば、自動で再発進できます。一般道では3秒以内であれば自動再発進に対応します。
30秒以上停止した場合でも、アクセルを軽く踏む、またはステアリング上のスイッチ操作で再発進できます。
この機能があることで、渋滞時のストップ&ゴーの疲れをかなり減らせます。
2代目CLAのクルコン性能③ 作動速度は0〜約210km/h
2代目CLAのアクティブディスタンスアシスト・ディストロニックは、作動速度範囲が0〜約210km/hとされています。
設定可能速度範囲は約20〜210km/hです。
日本の公道で上限速度まで使う場面はありませんが、低速域から高速域まで幅広く対応できるシステムだと考えてよいでしょう。
街中の渋滞、郊外のバイパス、高速道路まで幅広い場面で支援してくれます。
2代目CLAのクルコン性能④ ステアリングアシストも搭載
2代目CLAでは、CLAとして新たにアクティブステアリングアシストが採用されました。
これは、前走車や車線、ガードレールなどを認識し、車線内を走るためのステアリング操作をサポートする機能です。
もちろん完全な自動運転ではありません。ドライバーがステアリングを握り、安全確認を続けることが前提です。
しかし、高速道路での巡航時には、車間距離の維持だけでなく、車線内を走るためのハンドル操作も補助してくれるため、長距離移動の疲労軽減に大きく役立ちます。
2代目CLAのクルコン性能⑤ 車線変更支援も設定
2代目CLAのレーダーセーフティパッケージには、アクティブレーンチェンジングアシストも含まれます。
これは、高速道路でアクティブステアリングアシスト作動中にウインカーを出すと、周囲の安全を確認したうえで車線変更を支援する機能です。
作動速度範囲は約80〜180km/hで、一般道では利用できません。
この機能まで備わることで、2代目CLAは単なるACC搭載車ではなく、高速道路での運転支援がかなり充実したモデルといえます。
2代目CLAのクルコン性能まとめ
2代目CLAのクルーズコントロール性能をまとめると、以下のようになります。
| 項目 | 2代目CLAクラスの内容 |
|---|---|
| クルコン名称 | アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック |
| 前走車追従 | 対応 |
| 自動減速 | 対応 |
| 自動停止 | 対応 |
| 自動再発進 | 高速道路30秒以内、一般道3秒以内 |
| 作動速度範囲 | 0〜約210km/h |
| 設定可能速度 | 約20〜210km/h |
| ステアリング支援 | アクティブステアリングアシスト |
| 車線変更支援 | アクティブレーンチェンジングアシスト |
| 注意点 | 2019年〜2020年9月前の車両は装備確認が必要 |
中古で狙うならどの年式がおすすめ?
中古で2代目CLAを選ぶなら、クルーズコントロール性能を重視する人には、2020年9月以降のモデルがおすすめです。
理由は、レーダーセーフティパッケージが標準装備化されているためです。
もちろん2019年式や2020年前半の車両でも、レーダーセーフティパッケージ装着車なら高性能なACCを使えます。ただし、装着有無をしっかり確認する必要があります。
中古車サイトでチェックする場合は、装備欄に「RSP」「レーダーセーフティ」「ディストロニック」などの表記があるか確認しましょう。
販売店に問い合わせる場合は、
「この車両はアクティブディスタンスアシスト・ディストロニック付きですか?」
「レーダーセーフティパッケージ装着車ですか?」
「車台番号から装備内容を確認できますか?」
と聞くと安心です。
初代CLAとのクルコン性能比較
ここからは、初代CLAと2代目CLAのクルーズコントロール性能を比較します。
初代CLAにも、レーダーセーフティパッケージ装着車では「ディストロニック・プラス」が用意されていました。
ディストロニック・プラスは、前走車との車間距離を維持し、先行車が停止した場合には減速して停止する渋滞追従機能を備えていました。
つまり、初代CLAでも装着車であれば、ある程度高性能なACCとして使うことができました。
ただし、2代目CLAではシステム全体が大きく進化しています。
| 比較項目 | 初代CLA | 2代目CLA |
| クルコン名称 | ディストロニック・プラス | アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック |
| 前走車追従 | 対応 | 対応 |
| 停止までの追従 | 対応 | 対応 |
| 自動再発進 | 限定的・仕様差あり | 高速道路30秒以内、一般道3秒以内に対応 |
| ステアリング支援 | 基本的に限定的 | アクティブステアリングアシスト採用 |
| 車線変更支援 | 基本的に非対応 | アクティブレーンチェンジングアシスト対応 |
| 作動速度 | 初代シューティングブレークでは0〜200km/hの記載あり | 0〜約210km/h |
| 装備状況 | グレード・オプション差が大きい | 2020年9月以降は標準装備化 |
| 高速道路での快適性 | 高い | さらに高い |
初代CLAも当時としてはかなり先進的なクルコン性能を持っていました。
しかし、2代目CLAでは停止後の自動再発進、ステアリングアシスト、車線変更支援などが加わり、運転支援の完成度が大きく高まっています。
特に高速道路や渋滞での使いやすさを重視するなら、2代目CLAの方が明らかにおすすめです。
まとめ:2代目CLAはクルコン性能重視でも満足度が高い
2代目メルセデス・ベンツCLAクラスのクルーズコントロールは、かなり高性能です。
アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックにより、前走車追従、停止、再発進まで対応。
さらにアクティブステアリングアシストやアクティブレーンチェンジングアシストも備わり、高速道路での運転支援性能は初代CLAから大きく進化しています。
ただし、注意したいのは年式です。
2019年〜2020年9月前の初期型は、レーダーセーフティパッケージがオプション扱いだったため、必ず装着有無を確認しましょう。
クルコン性能を重視して中古のCLAを選ぶなら、2020年9月以降の2代目CLA、またはレーダーセーフティパッケージ装着が確認できる車両がおすすめです。
初代CLAも悪くありませんが、快適性・安心感・渋滞対応力まで考えると、2代目CLAの進化はかなり大きいといえます。

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