新型ランドクルーザーFJのACC・安全装備・快適装備を解説!全車速追従クルコンの注意点【2026年】

トヨタ

情報確認日:2026年10月31日

2026年5月14日に発売されたトヨタの新型「ランドクルーザーFJ」。

ランドクルーザーらしい本格的な悪路走破性能を備えながら、街中でも扱いやすいサイズを採用した新しいSUVです。

購入を検討する際、特に気になるのがACC(アダプティブクルーズコントロール)や安全装備ではないでしょうか。

  • ACCは全車速追従に対応している?
  • 渋滞で停止・再発進まで自動でできる?
  • 車線維持支援や自動運転機能はある?
  • 安全装備や快適装備は充実している?
  • ランドクルーザー250と何が違う?

結論からいうと、新型ランドクルーザーFJには全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロールが標準装備されています。ただし、停止保持機能には対応していません。

さらに、車線逸脱警報は備えているものの、ランドクルーザー250に採用されている車線中央維持支援のLTAは搭載されていません。

この記事ではトヨタ公式情報をもとに、ランドクルーザーFJのACC、安全装備、快適装備を詳しく解説します。

新型ランドクルーザーFJの価格・基本スペック

@toyota_jpインスタより

まずは、新型ランドクルーザーFJの基本情報を確認しておきましょう。

項目新型ランドクルーザーFJ
発売日2026年5月14日
グレードVX
メーカー希望小売価格(税込)4,500,100円
エンジン2.7L 直列4気筒ガソリン
トランスミッション6速AT
駆動方式パートタイム4WD
乗車定員5名
ACC全車速追従機能付き
ACC停止保持非対応
車線中央維持支援(LTA)非搭載
ブラインドスポットモニター標準装備
パノラミックビューモニター標準装備

※価格は2026年5月14日のトヨタ発表資料に基づきます。沖縄地区は価格が異なり、オプションや諸費用、リサイクル料金などは含まれません。

新型ランドクルーザーFJの国内向けラインアップはVXグレードです。

そのため、ACCや主要な安全装備を利用するために、さらに上位グレードを選ぶ必要はありません。

一方で、ACCの停止保持や車線中央維持支援を重視する場合には、ランドクルーザー250との違いを確認しておきたいところです。

トヨタ公式|ランドクルーザーFJ

新型ランドクルーザーFJのACC・クルーズコントロールを解説

新型ランドクルーザーFJには、**レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付/停止保持機能なし)**が標準装備されています。

ミリ波レーダーと単眼カメラによって先行車を認識し、設定速度や車間距離に応じて加速・減速を支援する機能です。

高速道路での長距離移動など、一定の速度で走行する場面では運転負担の軽減が期待できます。

ACCの機能一覧

ACC・運転支援機能対応状況
設定速度での定速走行○
先行車への追従走行○
自動加速・減速○
停止までの追従○
停止保持×
停止後の自動再発進×
車間距離設定4段階
カーブ速度抑制○
車線変更時の予備加減速○
車線逸脱警報(LDA)○
車線中央維持支援(LTA)×
自動車線変更×
渋滞時ハンズオフ×

○:対応、×:非対応

注目したいのは、先行車に合わせた停止までの追従と、停止後の動作です。

全車速追従に対応しているが、停止保持はできない

新型ランドクルーザーFJのACCは、先行車の速度変化に応じた追従走行に対応しています。

前方車両が減速すると自車も減速し、先行車が停止した場合には自車も停止します。

ただし、トヨタ公式サイトでは、停止後にACCのシステムが解除されると案内されています。

つまり、一般的な停止保持機能付きACCと動作が異なります。

渋滞中に完全停止した後は、運転者自身がブレーキ操作などによって停止状態を確保する必要があります。

また、先行車が再び発進しても、ACCによる自動再発進は行いません。

停止と発進を何度も繰り返す渋滞では、停止保持・再発進に対応した車種ほどの運転負担軽減は期待できない点に注意しましょう。

車間距離は4段階・カーブ速度抑制にも対応

ACCの便利な機能として、4段階の車間距離設定があります。

道路状況や走行速度に応じて、先行車との距離を調整できます。

また、カーブ速度抑制機能にも対応。ACC作動中、前方にカーブがあるとシステムが必要に応じて速度を抑えます。

さらに、ウインカー操作時に追い越しのための予備加速や、車線変更先の先行車に合わせた予備減速を行う機能も備えています。

ただし、この車線変更時の補助は加減速を支援する機能であり、自動的にハンドルを操作して車線変更する機能ではありません。

車線中央維持支援(LTA)は非搭載

ACCとあわせて確認しておきたいのが、ステアリング操作を支援する機能です。

新型ランドクルーザーFJにはレーンディパーチャーアラート(LDA)が搭載されています。

車線から逸脱するおそれがある場合に、ディスプレイ表示や警報ブザーで注意を促す機能です。

一方で、ランドクルーザー250に採用されているレーントレーシングアシスト(LTA)は搭載されていません。

LTAは、車線の中央付近を走行するために必要なステアリング操作の一部を支援する機能です。

新型FJのACCは主に車速と車間距離を支援する装備であり、車線中央を維持するステアリング支援までは備えていないと理解しておきましょう。

トヨタ公式|ランドクルーザーFJのACC・安全性能

新型ランドクルーザーFJの安全装備をチェック

新型ランドクルーザーFJには、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が採用されています。

ACC以外にも、衝突被害軽減ブレーキや後側方の車両検知、駐車支援などを備えているのが特徴です。

安全装備主な機能
プリクラッシュセーフティ衝突回避・被害軽減を支援
レーンディパーチャーアラート車線逸脱を警報
ブラインドスポットモニター後側方の車両を検知
パノラミックビューモニター車両周囲の映像を表示
パーキングサポートブレーキ駐車時などの衝突被害軽減を支援
アダプティブハイビームシステム対向車などに応じて配光を制御
ロードサインアシスト道路標識などの認識を支援
発進遅れ告知機能先行車発進や信号変化を告知

プリクラッシュセーフティ

前方の車両や歩行者、自転車、自動二輪車などを検知し、衝突回避や被害軽減を支援します。

歩行者・自転車は昼夜、自動二輪車は昼間の検知に対応しています。

さらに、交差点右折時の対向車や、右左折時に横断する歩行者・自転車、交差点での出会い頭の車両などにも対応しています。

ただし、作動には速度や道路状況などの条件があり、すべての事故を防止するものではありません。

ブラインドスポットモニター(BSM)

ドアミラーでは確認しにくい後側方の車両を検知する装備です。

隣接車線から急接近する車両も監視し、ドアミラー内のインジケーターなどで注意を促します。

全幅のあるSUVでは、車線変更時の安全確認を補助する便利な機能といえるでしょう。

パノラミックビューモニター

車両を上から見下ろしたような映像を表示し、周囲の状況確認を支援します。

前方や左右側方、後方などをカメラ映像で確認できるため、狭い駐車場や見通しの悪い交差点などで役立ちます。

ランドクルーザーFJは本格的なSUVでありながら、日常の取り回しにも配慮した設計です。

パーキングサポートブレーキ

駐車場などで壁や障害物に接近した場合に、衝突被害の軽減を支援する装備です。

前後方の静止物に加え、後退時に左右後方から接近する車両に対する支援機能もあります。

大きめのSUVで車庫入れに不安がある人にとって、確認しておきたい安全装備です。

トヨタ公式|安全性能の詳細

新型ランドクルーザーFJの快適装備は充実している?

新型ランドクルーザーFJは本格オフローダーですが、普段使いで便利な装備も採用されています。

快適装備新型FJ VX
12.3インチディスプレイオーディオ○
コネクティッドナビ対応○
7.0インチTFTカラーメーター○
ステアリングヒーター○
前席快適温熱シート○
運転席8ウェイパワーシート○
左右独立温度調整式オートエアコン○
6スピーカー○
USB Type-C端子○
後席6:4分割可倒式シート○
横開きバックドア○

○:標準装備

12.3インチディスプレイオーディオ

センターには12.3インチの大画面ディスプレイオーディオを採用しています。

T-Connectを契約することで通信型のコネクティッドナビを利用でき、道路や施設、交通情報などを活用したルート検索に対応します。

コネクティッドナビは所定の条件で5年間無料、6年目以降は有料です。

また、メーターには7.0インチTFTカラーディスプレイを採用。車両情報などを見やすく表示できます。

シートヒーターやステアリングヒーターも装備

運転席と助手席には、3段階で温度調整できる快適温熱シートを採用しています。

さらに、ステアリングヒーターも標準装備。

冬場のドライブや寒冷地などで、快適性を高めてくれる装備です。

運転席には8ウェイパワーシートも採用され、体格に合わせてシート位置を調整できます。

オフロードでも使いやすい室内設計

ランドクルーザーFJならではの便利な機能として、オフロードコンテンツ表示があります。

前輪の舵角や走行モード、デフロックの状態などを画面上で確認できる機能です。

また、後席は6:4分割可倒式で、荷物の量に合わせて荷室をアレンジできます。

背面スペアタイヤを備えた横開きバックドアも採用されており、アウトドア用品などの積み下ろしに配慮されています。

トヨタ公式|ランドクルーザーFJの室内空間

ランドクルーザーFJと250のACCは何が違う?

新型FJを検討するなら、ランドクルーザー250との運転支援機能の違いも知っておきたいところです。

比較項目ランドクルーザーFJランドクルーザー250
全車速追従ACC○○
追従停止○○
ACC停止保持×○
停止後の追従再開ACC解除ドライバー操作で再開可能
車間距離設定4段階4段階
カーブ速度抑制○○
車線中央維持支援(LTA)×○
レーンチェンジアシスト(LCA)×○
アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)×○(搭載車・作動条件による)

※2026年10月31日時点のトヨタ公式掲載情報をもとに比較。250の装備はグレード・仕様によって異なるため、購入時に対象車両の装備表を確認してください。

両車の大きな違いは、停止保持とステアリング支援機能です。

ランドクルーザー250のレーダークルーズコントロールは、先行車に追従して停止した後も停止状態を保持し、ドライバー操作によって追従走行を再開できます。

また、LTAによる車線維持支援や、条件を満たす車両で利用できるアドバンスト ドライブ(渋滞時支援)など、運転負担を軽減する機能も充実しています。

一方、ランドクルーザーFJは停止保持やLTAには対応していないものの、先行車追従、カーブ速度抑制、車線変更時の予備加減速など、基本的なACC機能は備えています。

高速道路での運転支援を重視するなら250、比較的コンパクトな車体と悪路走破性能を重視するならFJという選び方が考えられます。

トヨタ公式|ランドクルーザー250の安全性能

新型ランドクルーザーFJのACC・安全装備に関するFAQ

Q. ランドクルーザーFJのACCは全車速追従ですか?

はい。全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールを標準装備しています。先行車の速度に合わせた加減速や、停止までの追従に対応しています。

Q. 渋滞時に自動停止・再発進できますか?

先行車への追従による停止には対応していますが、停止保持はできません。停止後はACCが解除され、自動再発進にも対応していません。

Q. 車線維持支援機能はありますか?

車線逸脱を警告するLDAは搭載していますが、車線中央を維持するステアリング支援機能のLTAは非搭載です。

Q. ランドクルーザーFJのACCは全グレード標準ですか?

はい。2026年10月31日時点で確認できる国内仕様のVXグレードに標準装備されています。

Q. ランドクルーザーFJには自動運転機能がありますか?

ACCなどの運転支援機能は搭載されていますが、自動運転車ではありません。走行中は運転者による周囲の確認と、安全な運転操作が必要です。

まとめ|新型ランドクルーザーFJは基本的なACCと安全装備を搭載

2026年発売の新型ランドクルーザーFJは、本格的な悪路走破性能に加えて、日常走行で役立つ安全装備や快適装備を採用したモデルです。

ACCは全車速追従に対応し、先行車との車間距離を維持しながら加減速を支援してくれます。

ただし、停止保持と車線中央維持支援には対応していないため、特に高速道路での運転支援を重視する人は注意が必要です。

一方で、プリクラッシュセーフティ、ブラインドスポットモニター、パノラミックビューモニターなどの安全装備は充実しています。

快適装備も12.3インチディスプレイオーディオや温熱シート、ステアリングヒーターなどが採用されており、普段使いや長距離ドライブにも配慮されています。

新型ランドクルーザーFJを選ぶ際は、ACCの停止保持や車線維持支援が必要かどうかを確認し、自分の使い方に合ったモデルか検討するとよいでしょう。

調査基準・参考資料

本記事は2026年10月31日時点で確認できた、日本国内向けランドクルーザーFJのトヨタ公式情報をもとに制作しています。

装備や機能は仕様変更、ソフトウェア更新などによって変わる場合があります。購入時は必ずメーカー公式サイト、取扱説明書、販売店で最新情報をご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました