ホンダのミドルクラスSUV「ZR-V」は、2023年4月に登場した比較的新しいSUVです。
上質な内外装と走りの良さが注目される一方で、中古車や新車を選ぶときに気になるのが「クルーズコントロールや安全装備はどのグレードに付いているのか?」という点です。
結論から言うと、ZR-Vは発売当初から全体的に安全装備がかなり充実しています。
特にクルーズコントロールは、単なる定速走行タイプではなく、先行車に合わせて加減速を支援する「渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール〈ACC〉」を採用しています。
この記事では、ホンダZR-Vのクルーズコントロール、安全装備、年代ごとのグレード構成の違いをわかりやすく比較します。
ZR-Vのクルーズコントロールは「渋滞追従機能付ACC」
ZR-Vに搭載されるクルーズコントロールは、Honda SENSINGに含まれる「渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール〈ACC〉」です。
この機能は、高速道路などで設定した速度を保つだけでなく、先行車との車間距離を見ながら自動で加速・減速を支援します。
さらに渋滞追従機能付のため、先行車が停止した場合は自車も停止し、再発進時はスイッチ操作またはアクセル操作で追従走行を再開できます。
長距離ドライブや高速道路をよく使う人にとって、ZR-VのACCは大きな魅力です。
年代別のグレード構成まとめ
| 年代 | 主なグレード | ポイント |
|---|---|---|
| 2023年4月発売モデル | X、Z、e X、e Z | ガソリン車とeを設定。Honda SENSINGを幅広く搭載 |
| 2024年夏頃〜2025年モデル | X、Z、e X、e Z、e X BLACK STYLE、e Z BLACK STYLE | BLACK STYLEを追加。e X BLACK STYLEは快適装備も強化 |
| 2026年3月改良モデル | e X、e Z、e Z BLACK STYLE、e Z CROSS TOURING | 全グレードをe化。CROSS TOURINGを新設定 |
2023年発売モデル:Xでも安全装備はかなり充実
2023年4月に発売された初期型ZR-Vは、ガソリン車の「X」「Z」と、ハイブリッド車の「e X」「e Z」を設定していました。
この世代のポイントは、ベースグレードのX系でもHonda SENSINGがしっかり備わっていることです
主な安全運転支援機能には、以下のような装備があります。
・衝突軽減ブレーキ〈CMBS〉
・誤発進抑制機能
・後方誤発進抑制機能
・近距離衝突軽減ブレーキ
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・渋滞追従機能付ACC
・車線維持支援システム〈LKAS〉
・トラフィックジャムアシスト
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・オートハイビーム
・ブラインドスポットインフォメーション
・パーキングセンサーシステム
中古でZR-Vを狙う場合、X系でも基本的な安全装備は十分です。ただし、上級グレードのZ系は快適装備や視界支援装備が充実するため、運転のしやすさや満足感を重視するならZ系が有利です。
2024年〜2025年モデル:BLACK STYLE追加で選択肢が拡大
2024年夏予定モデルとして、特別仕様車「BLACK STYLE」が設定されました。BLACK STYLEは、内外装をブラック基調にした特別仕様車で、見た目の引き締まった雰囲気が特徴です。
安全装備の基本は通常グレードと大きく変わりませんが、e X BLACK STYLEでは、Honda CONNECTディスプレー、ワイヤレス充電器、マルチビューカメラシステム、運転席・助手席シートヒーターなどが標準装備化されました。
つまり、通常のe Xよりも快適装備や駐車支援装備が強化された仕様と考えるとわかりやすいです。
2026年3月改良モデル:全グレードe化、CROSS TOURING追加
2026年3月の一部改良では、ZR-Vのパワートレーンがeに統一されました。これにより、ガソリンのX/Zは整理され、ハイブリッド中心のラインアップになっています。
主なグレードは以下の通りです。
・e X
・e Z
・e Z BLACK STYLE
・e Z CROSS TOURING
この世代でも、Honda SENSINGには渋滞追従機能付ACC、LKAS、トラフィックジャムアシスト、ブラインドスポットインフォメーション、パーキングセンサーシステムなどが含まれます。
一方で、マルチビューカメラシステムなどの駐車支援装備は、グレードによって標準装備またはメーカーオプション扱いが異なります。装備重視なら、e Z以上を選ぶと満足度が高くなりやすいです。
グレード別おすすめ
コスパ重視なら「X」「e X」
価格を抑えながらZR-Vに乗りたいなら、X系が候補になります。ACCや主要なHonda SENSINGが備わるため、基本的な安全性能は十分です。
ただし、マルチビューカメラや一部の快適装備はグレードやオプションで差が出るため、中古車を選ぶときは装備表や現車確認が重要です。
装備バランス重視なら「Z」「e Z」
もっともおすすめしやすいのはZ系です。安全装備に加えて、快適装備、内装の質感、視界支援装備が充実します。
ZR-Vは上質感を楽しむSUVでもあるため、予算が許すならZ系を選んだ方が満足度は高くなりやすいです。
見た目重視なら「BLACK STYLE」
BLACK STYLEは、ブラック基調のエクステリアやインテリアが魅力です。通常グレードよりも引き締まった印象で、スポーティーな雰囲気を重視する人に向いています。
e X BLACK STYLEは、通常のe Xより装備が充実している点も注目です。
アウトドア感を重視するなら「CROSS TOURING」
2026年モデルで追加されたCROSS TOURINGは、アクティブな見た目を重視した特別仕様車です。専用デザインやグレージュ系インテリアにより、通常のZR-Vとは違った雰囲気を楽しめます。
新車でZR-Vを検討するなら、Z、BLACK STYLE、CROSS TOURINGの3つを比較すると選びやすいです。
まとめ:ZR-VはXでも安全装備が強い。満足度ならZ以上
ホンダZR-Vは、発売当初からHonda SENSINGが充実しており、クルーズコントロールも渋滞追従機能付ACCを採用しています。
中古車で選ぶなら、2023年式のX系でも安全装備は十分。ただし、マルチビューカメラや快適装備まで重視するならZ系やBLACK STYLEが狙い目です。
新車・高年式で選ぶなら、2026年3月改良後のeモデルが候補になります。全グレードe化されたことで、走りと燃費のバランスを重視する人にはさらに選びやすくなりました。
安全装備重視なら「Xでも十分」、快適装備まで含めた満足度重視なら「Z以上」がおすすめです。

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